複数のレストランチェーンを展開する㈱すかいらーくホールディングス（東京都武蔵野市）は２月13日、増収倍増益の令和６年（2024）12月期決算を公表した。最終益は３倍増益を計上している。これに伴い期末配当を当初予想より１円増配、通期配当を前期比＋11.50円の18.50円とした。令和７年（2025）12月期の配当予想は、前期比＋1.50円の20.00円（第２四半期8.00円＋期末12.00円）を見込んでいる。
| ＼ | 売上高 （前期比増減率） | 事業利益 （前期比増減率） | 営業利益 （前期比増減率） | 税引前利益 （前期比増減率） | 当期純利益 （前期比増減率） |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和６年（2024） 12月期業績 | 4,011億30百万円 （＋13.0％） | 242億50百万円 （＋47.7％） | 241億84百万円 （＋106.9％） | 214億70百万円 （＋147.0％） | 139億65百万円 （＋192.1％） |
| 令和５年（2023） 12月期業績 | 3,548億31百万円 （＋16.8％） | 164億20百万円 （ – ） | 116億88百万円 （ – ） | 86億91百万円 （ – ） | 47億81百万円 （ – ） |
| 令和７年（2025） 12月期予想 | 4,450億円 （＋10.9％） | 275億円 （＋13.4％） | 250億円 （＋3.4％） | 223億円 （＋3.9％） | 148億円 （＋6.0％） |
「店舗中心経営の推進による客数増、メニュー・プロモーション効果、宅配の伸長」により増収。「人的資本投資、客数・客単価上昇効果」により人件費率を33.1％から32.6％に圧縮。「既存店売上増加による利益増でインフレを克服」した結果、事業利益率、営業利益率ともに6.0％となった。昨年12月末現在の店舗数は、期中43増22減（64業態転換）の3,069店舗となっている。内訳は以下の通り。
| ＼ | 増 （新規出店） | 業態転換 | 減 （閉店） | 昨年12月末 店舗数 |
|---|---|---|---|---|
| ガスト | 3 | 3 | 8 | 1,249 |
| バーミヤン | 5 | 5 | – | 363 |
| しゃぶ葉 | 5 | 17 | – | 301 |
| 夢庵 | – | 4 | – | 171 |
| ジョナサン | – | – | 5 | 163 |
| フロプレステージュ | 9 | – | 1 | 124 |
| ステーキガスト | – | – | 2 | 82 |
| むさしの森珈琲 | 1 | 11 | – | 82 |
| 台湾 | 10 | – | 1 | 78 |
| 資さんうどん | 3 | – | 1 | 74 |
| じゅうじゅうカルビ | – | 7 | 1 | 44 |
| とんから亭 | – | 14 | – | 33 |
| chawan | 5 | – | 1 | 26 |
| その他 | 2 | 3 | 2 | 279 |
| グループ合計 | 43 | 64 | 22 | 3,069 |