【㈱帝国データバンク発】北海道の日本料理店経営、㈱かわなか商会(札幌市、川中俊介代表)が5月20日、札幌地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。資本金300万円、負債は約1億円。
同社は平成23年(2011)創業、令和2年(2020)法人改組。札幌市内の円山地区で、「日本料理 まるやま かわなか」の店舗名で日本料理店の運営を手がけていた。同店舗は平成23年に創業。地産の旬の素材にこだわった日本料理をリーズナブルな価格で提供。特に野菜寿司は評判が高く、メディアでも取り上げられていたほか、ミシュランガイドのビブグルマンに選出されるなど相応の知名度を有していた。また、令和元年(2019)にはスープカレー店「NAVY’ S(ネイビーズ)」を札幌市と横浜市でオープンしていたほか、令和3年(2021)には同店を東京都内にも出店するなど店舗の多角化を図り、令和3年(2021)12月期には年売上高およそ7,600万円を計上していた。その後も令和4年(2022)には、札幌市内にて蕎麦屋「そば処 天色」を開店していた。
しかし、店舗の多角化を図った一方で、不採算店舗が発生したことで赤字決算が散発するなど資金繰りが悪化していた。このため、不採算店舗の閉鎖など経営改善に努めたものの奏功せず、先行きの見通しが立たなくなったことから、今年4月28日に自己破産を申請していた。
北海道の日本料理店破産へ、負債1億円
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