全米工(全国米穀工業協同組合、東京都千代田区)が7月16日、那覇市内で開いた西日本取引会における成約数量が明らかになった。それによると、提示10件549.92tに対し、成約6件227.72t、成約率41%と、実数量としても成約率としても近年なかったほどの規模に、大きく〝跳ねた〟。
成約玉の内訳をみても、さすがに丸米(篩上)はないものの、令和7年産東北産うるち中米26.52t(提示全量)着値60㎏11,500円、令和7年産国産うるち中米61.20t(提示全量)着値60㎏10,800円と、ソコソコな中米(玄米)が並ぶ。
ほかは特定米穀だが、令和7年産国産シラタ白米40.00t(提示全量)置場㎏65円、令和7年産選別・特定米穀60.00t(提示全量)着値㎏35円、令和7年産国産色選下玄米60.00t(提示全量)着値㎏37円、令和7年産国産うるちヤケ白米60.00t(提示全量)着値㎏45円と、さすがにこの時期でも成約するであろう思い切った売り唱えばかりが目立つ。
提示メニューをみると、成約しなかった中米は60㎏11,900~12,600円、特定米穀で㎏90円と、モノ(サンプル)にもよるが、わずかであっても安値と捉えられない玉は敬遠されたものとみられる。
全米工は、加工原料を中心とした米穀販売業者の全国団体で、月に1~2回、同業者同士で玉を融通しあう席上取引会を開催している。同じ米穀販売業者(卸売業者)の全国団体である全米販(全国米穀販売事業共済協同組合、東京都中央区)に比べて、比較的小規模な業者が多く、集荷業や生産業と兼業、あるいは近しい業者が多い。
