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施策・政策

〝受渡先延ばし〟事業に令和7年産米「32万t+α」31道県

 農林水産省は9月11日、令和8年度(2026)〝既契約米の受渡先延ばし〟事業の支出先を31道県と発表した。7月の速報値(既報)から青森、静岡、富山の3県が増えている。この時点で「申請」数量を「32万t」としていたことから、若干は増加しているものとみられる。
 〝受渡先延ばし〟事業は、通例、生産年の翌年10月末までに販売(受渡)する主食用米を、11月以降に売り渡すため、その間の〝キンクラ〟(金利・倉敷料)を助成するもの。平成27年度(2015)から毎年実施されている「米穀周年供給・需要拡大支援事業」の一部で、11年連続で総額50億円の枠組みに変化がないことから、「50億円事業」の異称がある。
 今回の場合、令和8年(2026)11月以降に受け渡すことになった令和7年産米が「32万t+α」にのぼる、という意味になる。「隔離」でも「棚上」でもなく、あくまで受渡の先延ばしに過ぎない。実際、前年度である令和7年度(2025)も同事業の申請がなされており、支出先は15道県、申請数量は令和6年産米およそ2万tと伝えられている。

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