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調査統計

令和6/7年の業務用米、過去最高を更新

 令和6/7年(2024/2025)の業務用(中食・外食向け)米の販売割合は「40%」と、過去最高を記録していたことが明らかになった。農林水産省がマンスリーレポート4月号のなかに、中食・外食向け米販売実態調査結果を掲載したもの。かなり乱暴だが、全体の販売数量を主食用需要量と仮定して、販売割合から業務用米販売数量を割り戻してみると、285万1千t。過去最高とはいえ、わずか1ポイントの上昇に過ぎないが、実販売数量は総体の需要量と比例して、R4/5年269万5千t⇒R5/6年274万9千t⇒R6/7年285万1千tと、段階的に増加していたことになる。

業務用米の販売割合が高い産地

 福島がV3(4度目)を飾ったものの、これは近年になってからのこと。トップ常連だった群馬が昨年ベスト10から姿を消し、今年になって復活、5位につけている。

業務用米の販売割合が高い銘柄

 宮城ひとめぼれがV4(8度目)を飾った一方、統計開始以来2位・3位の常連だった山形はえぬき、栃木コシヒカリが4位と7位に転落。代わって2位に岩手ひとめぼれ、3位に北海道ななつぼしがつけるという激動ぶりとなった。

業務用米の販売価格帯分布

 いわゆる「令和の米騒動」まっただ中だったため、前年までと全く異なる価格帯が出現した。ボリュームゾーンは令和5/6年の15,000~16,000円から、令和6/7年は24,000~25,000円と、一挙に10,000円以上も上昇した。

 調査は、年間玄米取扱量4,000t以上の販売事業者を対象に、令和6年(2024)7月~令和7年(2025)6月の間、中食・外食向けに精米販売した数量を産地品種別に聴取したもの。したがって「小売店等に精米販売し、その後、業務用に仕向けられたもの」を含まない。また便宜上、全体の販売数量から中食・外食向け販売数量を差し引いたものを「家庭内食向け〝等〟」と表現しているのは、このなかに農家直売や縁故米などを含んでいるため。したがって「米販売業者からの供給量のみで作成した当データは、中食・外食用向けの割合が高く出る傾向がある」としている。

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