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施策・政策

簗農相、米価めぐり〝どっちつかず〟発言に終始

 簗和生農相は、定例としては就任後初となった9月25日の閣議後定例会見で、米価をめぐって「需給バランスをしっかり安定化させていく」として、前農相の路線踏襲の姿勢を改めて示した。「米価は民間取引のなかで決まってくるもの」との前提に立った上で、、「生産者の再生産・再投資が可能となる水準をしっかり確保していく食料システム法の趣旨が徹底されるよう努めていく」、「消費者に理解してもらえる、納得できる水準であることも重要」と、いわゆる〝玉虫色〟あるいは〝どっちつかず〟の発言に終始した。

一問一答(9月25日、閣議後定例会見から抜粋)

 大臣 本日、私から1点、御報告がございます。
  1点目は、台風第25号の被害及び対応状況についてです。
 まず、お亡くなりになった方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被害に遭われた全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。
 農林水産省では、昨日24日までに延べ49名の職員を千葉県、神奈川県にMAFF-SATとして派遣をし、被害状況調査や早期復旧に向けた技術支援などを進めています。農林水産関係の被害については、本日25日8時時点で、茨城県、千葉県、神奈川県において、農地・農業用施設等57か所、林地4か所の被害などが確認をされています。
 また、千葉県の印旛沼においては、堤防が決壊し、周辺の農地等で広範囲の冠水が発生しています。農林水産省では、22日から印旛沼にMAFF-SATを派遣して被災状況を確認するとともに、国土交通省や千葉県、印旛沼土地改良区等の関係機関と対応策について協議を行っているところです。
 引き続き、現地との連携を密にして、被害状況を迅速に把握するとともに、被災した農地や農業用施設等を一日も早く復旧させるべく、全力で取り組んでまいります。
 本日、私からは以上であります。

 記者 お米の価格についてお伺いいたします。
 スーパーにおける米の販売価格が先週の金曜日に公表されまして、平均価格が2,971円と、2年ぶりに3,000円台を下回る結果となりました。米価が下落傾向となっている現状への受け止めと、需給緩和への対応についてお伺いいたします。

 大臣 今、御指摘のように、9月18日金曜日に公表したPOSデータでは、9月7日から13日までの週の全平均価格が、前週に比べて32円低下し、2,971円、5キロあたり、こういう数字になっています。
 概ね低下傾向で推移しているという状況がありまして、3,000円を下回る水準となったということ、このことについては、需給のバランス、こういったものをこれからしっかりと安定化させていかなければいけないというふうに思っています。
 ただ、民間の取引環境の中でこの価格というものが決まってくるものですので、常々、私、申しておりますけれども、国としては、あくまでも需給の安定化に対して、万全の対策を、引き続き、講じていくと、このように考えているところでございます。
 いずれにしましても、生産者の再生産・再投資、こういうものが可能な水準、こういうものをしっかり確保する、コスト割れというものが起きないと、これが食料システム法で定めた理念でありますので、この趣旨がしっかりと徹底されるように対応してまいりたいというふうに思っています。
 消費者においても、やはり、理解してもらえる、納得できる水準であるということも重要でありますので、こういったことについては、今、高市政権全体として、物価高対策、これをしっかり講じるということで、給付付き税額控除に向けて制度設計を進めるとともに、それまでのつなぎの2年間においては、飲食料品の消費税を減税するという対応もこれから取るところであります。
 そうしたことも含めて、総合的に対策を講じて、生産者、消費者、双方が理解を得て、そして営農が継続できる、生産者サイドもしっかりと生産基盤を守って米づくりが継続できる、そういう環境を実現してまいりたいというふうに思っております。

(略)

 記者 冒頭、千葉の豪雨被害についてのお話ありましたけれども、千葉に限らず、今年、特に大雨、豪雨、台風の被害が非常に頻発していて、農業被害もかなり甚大なものになっていますが、こういった被害に対して、新たな対策ですとか、そういったものを検討するお考えがあるか、教えてください。

 大臣 先ほど、冒頭に申し上げた台風25号については、まずは、被災自治体としっかりと連携をして、被害の全容把握を進めているところであります。まずは、これが我々として、今、最も注力しているところでございまして、これに基づいて、適切な対応をしてまいりたいというふうに思っております。

(略)

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