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調査統計

帝国データバンク「早ければ今夏ナフサ不足で値上げラッシュ」

 5月の飲食料品値上げは今年最小の70品目となったものの、中東情勢の影響によるナフサ不足から、早ければ今夏以降に値上げラッシュが到来する可能性のあることが分かった。㈱帝国データバンク(東京都港区)が4月30日に公表した定期調査結果(レポート)によるもの。それによると現時点で判明している9月までの累計で、予定も含めた値上げは6,290品目。前年同期の1万4,409品目に比べ6割減ペースで推移している。

 だが中東情勢の悪化によるナフサ不足の影響が、ひたひたと押し寄せてくる。現状だと、食品フィルムやラベルインクなど、素材・中間材での値上げが主体だが、「飲食料品でも中東情勢の悪化を要因とした値上げが出始めている」と指摘。「ナフサ供給不足や大幅な価格水準の高止まりが続いた場合は、時間差を伴いながら包装資材コストが新たな負担要因として顕在化するため、今後の動向は極めて不透明感が強い」とも。このため帝国データバンクでは、「飲食料品では早ければ今夏中、遅くとも秋頃にかけて、広範囲な値上げラッシュ再燃の可能性が高いとみられる」としている。

月別値上げ品目数の推移

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