【㈱帝国データバンク発】熊本の寿司店経営㈱峰寿司(熊本市、宮﨑智章代表)が4月13日、熊本地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。資本金2,000万円、負債は債権者およそ30人に対し約3億1,000万円。
同社は昭和46年(1971)創業、昭和61年(1986)法人改組。すし割烹店として、仏事や各種会合などで利用されていた。本店の近隣には仕出しセンターを開設するなど、ピーク時には6店舗を運営、平成14年(2002)8月期には年売上高およそ11億4,500万円を計上していた。
しかし、平成28年(2016)の熊本地震で震源地区域にある社有の店舗が被災。一時休業を経て営業を再開したものの、令和2年(2020)に入ると新型コロナの影響から来客数が伸び悩み、収益性は低位にとどまっていた。大手回転寿司チェーンなどの参入などで競合が激化、新規事業としてテイクアウトや出前を行う店舗で再起を図ったものの、近時の年売上高は約3億円と低調に推移、散発的に赤字を計上して債務超過に陥っていた。令和5年(2023)に不動産を売却するなどして資金繰りをつないでいたが、昨年4月頃、親会社に事業譲渡、昨年10月末までに自己破産を申請していた。
なお同社事業は、譲渡を受けた親会社のウマミグローバルフーズ㈱により営業が行われている。
熊本の寿司店経営業者が破産へ、負債3億円強
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