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需給

豪州産米の義務輸入、初の年間数量〝完売〟

 農林水産省は3月11日、CPTPP(TPP11)協定で義務づけられているオーストラリア産米の今年度輸入入札を、年度トータル全量落札で終えた。協定締結以降、年間数量〝完売〟は初めて。オーストラリア産に限らず、外国産米はこれまで人気がなかったため、落札数量は低空飛行が続いていたが、昨年のいわゆる「令和の米騒動」以降、国産米の価格高騰が続いたため、結果的に比較して安価になった外国産米の調達に、民間業者が動いた。令和6年度(2024)のオーストラリア産合計落札量は6,920tにのぼる。

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